ブログ初心者がぶち当たる壁の一つに、
「ネタがない」というものがあります。
ネタがないから書けない理由はシンプルで、
- 本気でネタを探そうとしていない
- インプットが不足している
このどちらかです。
常にブログのことを考えアンテナを立てておけば、
「ネタが見つからない」ということは絶対にありません。
情報発信者にとって、インプットは商品を仕入れるようなものです。
インプットとは必ずしも知識を吸収することだけではありません。
旅行に行って特別な体験をすることもインプットです。
インプットをしないで情報発信をすることは、
食材を仕入れずにレストランをオープンするようなものです。
人生が多様化する現代
多くの人が成功できないのは情報が多すぎることが原因です。
江戸時代以前はもっと人生がシンプルでした。
武士の家に生まれた人は武士になることだけを考え、
商人の家に生まれた人は商品になることだけを考えればよかった。
でも今は無限に情報があるので、
その情報に惑わされて自分の進むべき道を見誤る人がほとんどなのです。
「アフィリエイトが稼げる」と聞けばアフィリエイトに飛びつき、
「FXが儲かる」と耳にすると突然FXに乗り換えたりする。
こういう情報が無限に存在しているのです。
インターネットの登場によって情報量が飛躍的に増えました。
それまでは「一流大学に入って大手企業に就職する」ことだけを目標に生きていればよかったのが、インターネットの登場によって人生が多様化してしまったのです。
我々世代の「一流大学に入って大手企業に就職する」ことを善として育てられた人たちは、今まさにはしごを外された気分でしょう。
人生の時間は限られています。
無駄なことに時間を奪われていては、
短い人生の中で成功することは難しいです。
今の時代に成功できる人は、自分に必要な情報を正しく選択できる人です。
決断とは自分のやることを決めることだけではありません。
「やらないことを決める」こともやることを決めるのと同じくらい重要です。
無益な情報発信は時間泥棒
テレビなどは無駄な情報の宝庫です。
芸能人のスキャンダルなど、「自分の人生に1ミリもプラスにならない」ような情報で溢れているからです。
自分とまったく関係のない赤の他人のことで感情を乱されるのは、
愚の骨頂と言ってもいいでしょう。
(自分の人生にプラスになるのであればOK)
その時間を自分のために使えば、人生はもっとよいものになるはずです。
テレビだけに限らず、こういう無駄な情報が世の中には無数に存在しています。
そんなものに1日の時間の大半を奪われていては、
成功などできるはずがありません。
あなたが趣味でブログを書いているなら気にする必要はありませんが、
ブログを使ってマネタイズをするのであれば、
他人の時間を奪っている意識を持つ必要があります。
多くの人は時間の価値を低く見ています。
例えば、あなたが待ち合わせに5分遅刻したとします。
その場合、あなたは相手の時間を5分奪ったということです。
もし人数が10人いたら合計50分の時間を奪ったことになります。
ゴミみたいな情報を発信するということは、
その情報に触れた人の時間を奪っているのと同じことです。
確かにその情報にアクセスしたのはその人自身の責任ですが、
そもそもゴミ情報を発信しなければ、
その人が情報にアクセスすることはなかったはずです。
常に刃を研いでおく
インプットをおろそかにする人は、
厳しい競争社会で生き残ることは難しいでしょう。
自己投資を惜しむ人は退化していく一方です。
なぜなら、周りの人間が進化していっているからです。
情報発信者にとっての商品は情報です。
常に最新かつ良質な情報を仕入れておくことは、
情報発信者としての役目です。
手垢だらけで時代遅れの商品ばかり置いてある
お店で買い物したい人はいないでしょう。
ネット上に落ちている無料の情報を集めてきただけのコンテンツを発信することは、まさに手垢だらけで時代遅れの商品を並べるようなものです。
ネット上の無料情報が悪いわけではありません。
それをそのまま使うのが良くないと言っているのです。
その情報に独自の見解を加えるなどして情報発信をすれば、
それはあなただけのコンテンツになります。
ネット上の情報を丸パクリするだけなら、
わざわざあなたから情報を入手する必要はないわけです。
そこにあなた独自の視点を加えることで、
その情報は価値のあるものに変化します。
Googleが独自性を尊重しているのは、
独自性にそれだけ価値があるということです。
インプットの質と量を高めていくと、
自分自身も成長することができます。
自分の人生のステージの今よりも高いものにしたいのなら、
今の自分のレベルのままでは到達できません。
もし今のレベルで到達できるなら、
その願望はすでに実現できているはずだからです。
常にインプットをして成長し続ける事ができる情報ビジネスは、
数あるビジネスの中でも最強と呼べると思います。
「常にインプットを繰り返し成長し続ける」
そういうことが求められる時代に突入しつつあります。