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コンテンツマーケティングで永続的売り上げを生み出すファンを作る方法を伝授

なぜSEO対策よりもコンテンツが重要なのか?

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ビジネス経営者の一番の悩みは「集客」です。

 

みんなお客さんを集めることばかりに注力しますが、

先にやるべきことは集客よりも商品力の強化です。

 

どんなにお客さんを集めることができても、

商品がゴミだったら売れないし、

売れたとしても評判を落とすことになるからです。

 

俗にいう、「ザルに水を注いでいる」状態です。

 

これはブログでも同じことが言えます。

 

どんなにSEO対策でユーザーを呼び込んだとしても、

コンテンツがゴミだったらすぐに立ち去られます。

 

もちろん商品も売れません。

 

このブログでは様々なSEO対策のテクニックを公開していますが、

それは良いコンテンツありきの話です。

 

 

 

良い商品を作れば売れる時代は終わった

 

今の時代は商品が良ければ売れる時代ではありません。

 

モノが十分になかった時代は、

良い商品を作るだけで売れました。

 

車、冷蔵庫、テレビ、洗濯機など製造業が儲かっていたのは、

物を作るだけで売れる時代だったからです。

 

今はテレビや冷蔵庫を作っただけは売れませんよね?

 

ずば抜けた性能をもった商品でない限り、

良い商品を作ったぐらいでは売れなくなってしまったのです。

 

ちょっと考えてみてください。

 

すでにスマホやパソコンを持っていて、

ちょっとスペックのよい商品が出たからといって、

わざわざ買い換えますか?

 

買い替えたところで半年後には

さらにバージョンアップした商品が発売される可能性が高いです。

 

すでに十分質の高いものを持っているのだから、

あえて新しいものを買おうとは思わないはずです。

 

要するに、コモディティのレベルが高くなりすぎたということです。

 

日本の製造業が行き詰まっているのは、

この時代の変化についていくことができなかったからです。

 

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これだけ技術が発達した現代で、

他社よりもずばぬけて性能が高い商品を作るのは、

ほぼ不可能に近いでしょう。

 

ガラケーからスマホに変わるぐらいの変革は、

しばらく起こらないかもしれません。

 

だから、他社との差別化を図りたいのであれば、

機能的価値ではなく感情的価値にフォーカスしたほうがいいのです。

 

例えば、露骨にえこひいきしてあげるとか。

 

誰だって特別扱いされるのは好きですから、

「自分は特別扱いをされている」という感情的価値を与えることができます。

 

えこひいきなんかしたら不公平じゃないかと思うかもしれませんが、

自社の商品をいつも買ってくれる人を特別扱いするのは当たり前です。

 

良いコンテンツを作るのは当たり前の時代

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インターネットビジネスにおける商品はコンテンツです。

 

コモディティのレベルが高くなった」

 

と先ほどお話ししましたが、

インターネットでも同じことが起こっています。

 

ネットが普及していないころは、

ゴミみたいなコンテンツでもカンタンに上位表示され、

飛ぶように商品が売れていました。

 

しかし、ネットの普及に伴いネットビジネスの参入者が増え、

競争が激しくなっていきます。

 

ネットビジネス歴が長い人は、

「昔はカンタンに稼げた」

と口を揃えて言います。

 

それは単純にライバルの数が少なかったからです。

 

昔数千万の人を稼いでいたという、

とある人物のブログを読んだことがありますが、

 

「こんなレベルで数千万稼げたのか」

 

と思えるような内容ばかりでした。

 

それは彼のレベルが低いというわけではなく、

全体のレベルがボトムアップしたからそう感じるだけです。

 

何が言いたいのかと言うと、

良いコンテンツを作るのは最低条件だということです。

 

良いコンテンツを作ってようやく普通レベルだということです。

 

その普通レベルに到達していない記事は、

読まれることすらされないということです。

 

今の時代に白黒テレビを売っても誰も買わないでしょう。

 

それと同じことです。

 

良いコンテンツ=レベルの高い情報ではない

「良いコンテンツを作りなさい」と言われると、

「レベルの高い情報を届けなければならない」

と勘違いしている人がいます。

 

レベルの高い情報は概して良いコンテンツと言えますが、

良いコンテンツとは必ずしもレベルの高い情報とは限りません。

 

ちなみにここでいう「良いコンテンツ」は、

お客さんに対する良いコンテンツという意味です。

 

検索エンジンが考える良いコンテンツではありません。

 

 

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良いコンテンツの定義は「誰をターゲットにするかによって、

相対的に変化する」ものです。

 

例えば、ネットビジネスで1億円稼いでいる人がいるとします。

 

この人が提供するコンテンツは、

果たして良いコンテンツと呼べるでしょうか?

 

すでに数千万稼いでいる人にとっては

良いコンテンツと言えるかもしれません。

 

しかし、経験ゼロのド素人にとってみれば、

レベルが高すぎてついていけない可能性が高いです。

 

経験ゼロのド素人は、自分より少しだけ先を行く人の情報のほうが、

役に立つ場合が多いです。

 

今の自分に近い状態の人ですからね。

 

「何をすればいいのか」という具体的なステップを

より明確にキャッチすることができます。

 

成功者はレベルが高すぎる上に、

初心を忘れてしまっていることがよくあります。

 

つまり何が言いたいのかというと、

 

「トップクラスの人たちと同じレベルのコンテンツを目指す必要はない」

 

ということです。

 

ターゲットを自分より0.5歩後ろにいる人に設定すれば、

良いコンテンツなど簡単に作ることができます。

 

みんなターゲットが明確でないんです。

 

初心者向けなのか上級者向けなのか設定していなければ、

良いコンテンツなど作ることはできません。

 

初心者にとって良いコンテンツは上級者にはレベルが低すぎるし、

上級者にとって良いコンテンツは初心者には難しすぎます。

 

見込み客(読者)にとって必要なことは、

自分の悩みや問題を解決することであり、

問題が解決できるなら、コンテンツのレベルなどどうでもいいのです。

 

散髪に行って自分の満足いく髪型にカットしてもらえたとします。

 

担当してくれた美容師さんに、

「すいません。僕まだ1年目で修行中なんです」

と言われてあなたは怒りますか?

 

自分の欲しいものが手に入ったのだから、

そんなことはどうでもいいですよね。

 

逆に超ベテランで数々の賞を受賞しているカリスマ美容師でも、

納得のいく髪型にカットしてもらえなければ不満に感じるはずです。

 

ブログやセールスレターの場合、

文章力が高ければ良いというわけではありません。

 

もし文章力が売り上げに直結するなら、

コピーライターではなく作家の方が成約率の高い文章を書けるはずです。

 

見込み客(読者)は上手な文章を読みたいんじゃないんです。

自分にとって有益な記事を読みたいだけです。

 

ビジネスでもそうですが、お客さんを感動させることができれば、

そのお客さんが別のお客さんを連れてきてくれます。

 

そっちのほうが集客ばかりしているよりも、

よっぽど費用対効果が良いのです。

 

集客ばかり注力している会社はこのことに気づいていません。

 

SEO対策はかならずしも必要なものではない

ブログ=SEO対策というイメージが強いですが、

ブログにSEO対策が必ずしも必要であるというわけではありません。

 

SEO対策というのはアクセスを集めるための

手段の一つにすぎません。

 

広告のほうが圧倒的にアクセスが集まるし、

成果が出るまでスピードも速いです。

 

広告にかけるだけの資金がないから、

お金をかけるかわりに時間をかけてSEO対策をするんです。

 

「自分は十分な資金がないから広告など無理」

 

と思うかもしれませんが、

商品単価と成約率を高めれば資金がなくても広告を使うことができます。

 

もちろん、小さくテストしてデータを計測してからということが前提ですが。

 

ある程度テストをしていると、

「いくら広告費をかけるといくらの利益が出る」

というデータを計測することができます。

 

10000円広告費をかけて利益が20000円出るならば、

10000円広告に投資するたびに10000円儲かる計算になります。

 

つまり、100000円広告費をかければ、

200000円のリターンがあるということです。

 

もし、今100000円の資金がなかったとしても、

お金を借りるなどして100000円広告に投資すれば、

100000円の利益が得られるのです。

(借金は絶対におすすめしませんが)

 

広告費100万だったら100万の利益です。

 

もし100万円儲かるということがわかっていたら、

何としてでも100万円の広告費をかきあつめますよね?

 

広告を使うことができれば、

SEO対策に膨大な時間と労力を投資する必要がなくなります。

 

その結果、浮いた時間で他の事業に注力することができます。

 

ただ、利益率や成約率が低ければ、

広告を使っても損をするだけです。

 

だから、商品(コンテンツ)の質を高める必要があるのです。

 

余談ですが、自分のターゲットが同じ媒体上にいる場合も、

SEO対策は必要ありません。

 

自分がアメブロをやっていて、

見込み客がアメブロ上にたくさんいるなら、

わざわざSEO対策をする必要もないわけです。

 

 

まとめ

SEO対策というのは、検索エンジンに向けて質の高いコンテンツを作ることです。

 

それは時に諸刃の剣になることもあります。

 

検索エンジンの評価を気にするあまり、

自分の強みを押し殺す必要がある場合もあるからです。

 

SEO対策というのは、「知ってもらう」ためのスキルです。

 

「ファンになってもらう」ためのスキルではありません。

 

もちろん、どんなにいいコンテンツをもっていたとしても、

誰も存在を認知していなければ、それは存在しないのと同じことです。

 

だから、良いコンテンツを作る必要があるだけでなく、

たくさんの人に知ってもらう必要もあるわけです。

 

世界一の陶芸家が田舎の山奥で作品を売っていたとしても、

その作品は売れませんよね。

 

だからコンテンツとSEO対策の両方を高める必要があるわけです。

 

僕がこのブログでSEO対策の情報を公開しているのは、

あなたの作った素晴らしいコンテンツを、

それを必要としている人に届けるお手伝いをするためです。

 

でも、まず最初にやるべきことは、

SEO対策ではなくコンテンツです。

 

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